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約束が叶って、湘南の海。
言葉を失い立ちつくす。
きっと来年も!


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モスクワでの人形展、だいぶ迷ったけど自分も行くことに決めた。
もう1ヶ月前なので急いで航空券を予約してビザの手配をする。
最初は実感湧かなかったけど、じわじわと楽しみになってきてる。

初めてロシアに入ったのは97年だった。
友人と二人、飛行機を使わずにユーラシアを半年かけて旅した。
船で中国へ、列車でモンゴルへ。モンゴルでロシアビザを取り、シベリア鉄道でイルクーツクへ。
坂道だらけの道のりを自転車でバイカル湖まで走って湖のほとりで野宿したっけ。。
再びシベリア鉄道でモスクワ入り。
1週間もいたのに、旧ソ連国のビザを取るために今日はアルメニア、明日はアゼルバイジャン、明後日は
グルジア、そして中央アジア各国、、と自転車で領事館を探して走り回るばかりの毎日だった。
全てのビザが揃って、明日はサンクトペテルブルグ行きの列車に乗ることになったモスクワ最後の夜。
初めてレストランに入って夕食をとった。小さな店内だけど生演奏もあり、旅行者らしき人も多く
「カリンカ」の演奏が始まると、歌いだす人、テーブルやグラスを叩く人、皆でもう大盛り上がり。
あの場面、今も思い出すと心がざわめく感じだ。

さらに時をさかのぼり、ロシアといえば浮かんでくるメロディはパルナス製菓のCMソング。
関西圏だけでの放映だったかもしれないけど。
ムーミンとかのアニメ番組のCMで流れてた。パルナス、パルナス、モスクワ、の味...
哀愁帯びたあのメロディに、行ったことのない国への憧れが掻き立てられるのだった。
あれからほぼ半世紀!
作った人形をリュックに詰め込んでモスクワに行ける日がやってくるなんて。

いやまだ全部仕上がってない、制作がんばって続けます。

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9月から新しいバイトも始めて、生活のリズムもだいぶ掴めてきたところ。
家からさらに山の方にあるので、通う道のりの風景がとても気持ちいい。
自転車だと15分だけど、30分かけて歩いてく方がもっといい。

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途中、こんな公園があったり

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加茂川、自転車だと橋を渡ることになるけど、歩きだとこんな石を渡っていける。

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船山。これから紅葉が綺麗になるだろう。
頭をからっぽに、ただただ歩くときもあるし、たくさん考えながら歩くときもある。
1日の中で大切な時間となった。


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制作ノートその7から、気づけば1年以上もあいてしまいました!
引越しという大きな転機もあり、でも京都に越してきて約1年。
やっと自分の生活と制作のペースがつかめてきたところです。

今年は、参加した展覧会といえば10月のみそろぎ展だけ。
ここ数年は羊毛から離れて、初めての素材で初めての作り方を試す、ことを続けていたけれど
今年はまた随分と久しぶりに羊毛からオブジェを作った。
慣れ親しんだ素材で、こんなイメージにしたい、と思う時には積み重ねた経験値もあり、
その上でさらに新たな実験もしてみる、、
と、ほんの少し余裕も感じながら制作できた。
3点出来上がったところで、ちょっと大人しい感じになってしまってるな、なんて思い始める。

最後にもう1点、これからはこの方向へ行こう、との思いでオブジェを作ろうとしていた。
時間切れとなってしまい出来なかったのだけど、
「この方向」というのは、2000年にニューヨークに行った時に思い浮かんだものだった。
みそろぎ展の企画者である羽関さんが、ニューヨークで開いた人形展に私も誘ってくださって
出展、同行した。
それまでアジア、ヨーロッパ方面ばかりをバックパッカーで旅してた自分にとって
ニューヨークの街の空気は全く違って感じられた。(テロの起きる半年前だった)
多種多様なものを受け入れている空気、ここにいたら新しく生きていけるんじゃないか、、
そんな風に思わせてくれる、力強く新鮮な空気感だった。 
街歩きをする中で、教会に入った。
その教会で、祈る人、歩く人、立ち尽くす人、達に混ざる中で、床に敷かれた絨毯の模様が
いつの間にか人形のイメージとなって 強く浮かび上がってきた。

いつか必ず作ろう、と思いながらずっとそのままになってしまった。
それは多分、ひと型がイメージとして現れた、ということよりもその背後に何があるのか、
がとても大きく深いようで、だからすぐには取りかかれなかったのかもしれない。

もう寝かせてはおけない、そこへ向かおう、とスケッチを繰り返しフェルトの試作を始めた段階で
時間切れとなった。 でも次の個展に間に合えば、と思っていたら、
羽関さんから、今回のみそろぎ展での作品をとても気に入ってる、
12月にモスクワの人形展に出しませんか?と誘っていただいた。

それまでに完成したらモスクワに間に合う!
2000年のニューヨークの空気、教会の中で得たあの直感、
18年も作れないでいて、やっと今そこへ向かって進んでいる。
いざ形にしようとなると掴めそうでつかめない、近づこうとすると遠ざかっていくもどかしさ。
まだ時間に余裕のある今は、そんな状況も味わいながら進んでいく。
タイミングの不思議さや有り難さに感謝する気持ちで、制作できることが嬉しい。




(今までの制作ノートはこちらにあります。 年に数回、亀の歩みで綴っています)

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糸を通した針、たったそれだけ持つことで
不思議な旅がはじまる
私はもう私ではなくなって
はるか昔の日々とつながり
遠い異国の人とつながり
どこまでもひたむきに縫いつづける



”満ち欠け”で金子さんの撮ってくださった写真を見て、
縫う、ということを改めて興味深く感じたのでした。

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